Googleの「Pixel 4a」は4G/LTEモデル・5Gモデル共に防水・防塵には対応していません。
そのため、お風呂やプールで使用するのは避けたほうが良いでしょう。防塵にも対応していないので、ほこりっぽい場所での使用も控えた方が賢明です。
Pixel 4aは2019年に発売されたPixel 4の廉価版という位置付けで、価格も42,900円と(比較的)安価なので、ある程度のスペックダウンは仕方がないことですが、近年、iPhoneをはじめとして防水に対応したスマートフォンが多くあることを考えると少し残念ですね。
上位機種であるPixel 4とPixel 5は防水・防塵に対応
2019年に発売されたPixel 4aの上位モデルである「Pixel 4」は防水・防塵に対応しています。
IP68 に準拠した防塵、防水性能
Google Pixel 4 および Google Pixel 4 XL の防水性能は IEC 規格 60529 の IPX8 に準拠しています
また、Pixel 4aと同時期に発売された「Pixel 5」も防水・防塵性能が備わっています。
IP68 に準拠した防塵、防水性能
Google Pixel 5 の防水性能は IEC 規格 60529 の IPX8 に準拠しています
防水の性能を表すIPX8は「水面下での使用が可能」であることを表し、IPXの基準の中ではもっとも高性能な防水性能になります。
とはいえ、これは真水でのテスト結果に基づいており、お湯や海水の場合はまた別なので過信は禁物です。
また、防塵の性能を表すIP6Xは「完全な防塵構造」を表しており、こちらも防水性能と同様、もっとも高性能な防塵性能になります。
まとめ
安価でコスパが良いPixel 4aですが、残念ながら防水・防塵には対応していません。
もちろん、「雨粒がかかったら即壊れる」ということはないでしょうが、Pixel 4やPixel 5と違い、防水や防塵に関する等級は示されていないので、「防水・防塵性能は備えていない」と考えるのが賢明です。
お風呂やプール、ほこりっぽい場所でも使用したいという方は、上位モデルのPixel 4やPixel 5を購入した方が良いでしょう。
出典:Pixel 4 と Pixel 4 XL の技術仕様の比較 – Google ストア、Google Pixel 5 の技術仕様を比較 – Google ストア