フィリピンで話されているのは何語なのか?フィリピンで英語は使えるのか?
フィリピンの言語について紹介します。
フィリピンの言語は「フィリピン語」
フィリピンではフィリピン語と英語(フィリピン英語)が公用語です(国語はフィリピン語のみ)。
また、1986年まではスペイン語も公用語でした。
フィリピン語とは?
フィリピン語はフィリピンのうち、首都マニラを含むルソン島南部を中心い話されている「タガログ語」を標準化したもので、実質同じものです。
ネイティブスピーカーは世界に2,500万人、総話者数は9,000万人います(フィリピンの人口は約1億人)。
フィリピン英語
フィリピンで使われる英語は「フィリピン英語」と呼ばれます。
フィリピンにおいて、英語は教育の場、宗教行事、メディア、そしてビジネスの場面などで主に使われます。
フィリピン英語は基本的にはアメリカ英語とよく似ていますが、中には英語ネイティブ(英語圏)にはない文法や慣用句も出てきます。
しかし、基本的には公用語にもなているだけあり、ハイレベルな英語が使われています。
また、タガリッシュと呼ばれるタガログ語と英語が混ざった混成語もあり、こちらは庶民、芸能人、学生などの間で広く使われています。
フィリピンで英語は通じるのか?
フィリピンでは英語が通じます。
フィリピンの学校では小学校から大学まで、国語以外の教育はほとんど全て英語で行われます(国語はフィリピン語)。
そのため、フィリピン人の英語力は教育水準に比例すると言っていいでしょう。
また、フィリピンは米国の植民地であったため、フィリピンで話される英語はアメリカ英語に近い英語です。
日本人が学校で勉強する英語もアメリカ英語なので、日本人にとって、フィリピン人の英語は理解しやすいです。
ただし、フィリピン語(タガログ語)が混じったり、訛りもあるので注意しましょう。
まとめ
フィリピンは英語を話す人口が世界で3番目に多いと言われることもあります(フィリピンの人口は1億人ほど)。
観光地はもちろん、スーパー、レストラン、カフェ、ホテルどこでも基本的に英語が通じます。
近年、低価格で英語留学できる場所としてセブ島(フィリピン中部にある島)が注目されているのも納得です。
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