クレジットカードの限度額、利用残高、利用可能額の違いとは?

クレジットカードの限度額

クレジットカードの限度額、利用残高、利用可能額の違いとはなんなのか?

勘違いしやすいこれらの仕組みやルールについて解説します。

 

限度額の仕組み

そもそもクレジットカードというのは買い物をした際に、クレジットカード会社に支払いを立て替えてもらい、その後、クレジットカード会社が立て替えた分のお金をまとめて利用者に請求、利用者はカード会社にお金を返すという仕組みです。

例えばクレジットカードを使ってバッグを買ったら、そのバッグ代はカード会社が支払ってくれます。我々利用者は、1~2ヶ月後の請求日にカード会社に代わりに払ってもらったバッグ代を支払うという形です。

 

そして、クレジットカードの限度額といのは、「クレジットカード会社が立て替えてくれるお金の額」です。

 

 

限度額、利用残高、利用可能額の違い

クレジットカードで毎月いくら使えるのか?どれくらい使ったのかを理解するためには、限度額、利用残高、利用可能額の3つの言葉の意味を知る必要があります。

 

限度額

クレジットカードの限度額とはカード会社が立て替えてくれる額のことです。限度額が30万円ならカード会社は30万円までお金を立て替えてくれるということです。

クレジットカードで1ヶ月に使える額という意味ではないので注意が必要です。

 

利用残高

利用残高はクレジットカード会社に立て替えてもらっているお金の額です。

残高と言う言葉を「残りの使える金額」という意味で使う方が多いですが、クレジットカードの場合それは後述する利用可能額です。

クレジットカードの残高とは利用して支払いがまだの金額です。

例えばクレジットカードで1万円の買い物をしたら利用残高は1万円です。その後、クレジットカード会社に1万円支払い(返済)したら利用残高は0円になります。

 

利用可能額

利用可能額はクレジットカード会社に立て替えてくれる額の残高です。

 

 

利用可能額=限度額-利用残高

つまりクレジットカードにおいてこれらの用語はこのような関係になります。

  • 利用可能額=限度額-利用残高

 

例えば、限度額が30万円のカードで10万円分の利用すれば、利用可能額は20万円になります。これは月をまたいでも回復しません。

  • 限度額:30万円
  • 利用残高:10万円
  • 利用可能額:20万円

30万円立て替えてもらえる中で、すでに10万円立て替えてもらったので、残りは20万円分立て替えてもらえるという考え方ですね。

 

その後さらに20万円使えば、10万+20万で30万円の利用となり、利用可能額は0になります。

  • 限度額:30万円
  • 利用残高:30万円
  • 利用可能額:0万円

30万円立て替えてもらえる中で、30万円立て替えてもらったので、もうこれ以上はカード会社がお金を立て替えてくれない=クレジットカードが使えないという考え方です。

 

 

利用可能額を回復するには?

クレジットカードの利用可能額が回復するのは、カード会社に支払いを済ませ、カード会社がそれを認識した時です。

口座引き落としの場合、引き落とし日から利用可能額が回復するまで通常1~4営業日ほどかかります。

 

 

分割払いは利用可能額を圧迫するので注意

クレジットカードの利用残高はカード会社が立て替えている金額、限度額はカード会社が立て替えてくれる最大の額です。

ですので、分割払いやリボ払いの場合でも、商品の総額分の利用可能額が必要です。

 

例えば30万円のものを買った場合、何回払いにしても30万円の利用残高となります。3回払いにすれば、10万円の利用可能額で買えるということにはなりません。

30万円を毎月3万円づつ10回払いするとしたら、最初の請求日、支払いは3万円でも利用残高は27万円残ります。

 

そのため、分割払いやリボ払いでクレジットカードを利用した場合、毎月の支払額が少なくても、利用残高には支払いが終わっていない分が全額計上され、利用可能額を圧迫するので注意が必要です。

 

 

 

まとめ

クレジットカードのこれらの言葉は間違えやすいので気をつけましょう。特に限度額は「1ヶ月に使えるお金」と勘違いしやすいので注意が必要です。

特に分割払いなどを使った場合は支払いが終わるまで長い期間利用可能額が圧迫されてしまいます。

ですので、月並みな言い方にはなりますが、クレジットカードのご利用は計画的にしましょう。

そうしないと、病気や旅行など、急な出費やまとまった出費が必要な時、利用可能額がなくクレジットカードが使えないといった自体になりかねません。