タンス預金のメリットとデメリット|今すぐやめるべき理由

タンス預金のメリットとデメリット

自宅で現金を保管する「タンス預金」はデメリットが多いのでオススメしません。

具体的にタンス預金のメリットとデメリットを解説します。

タンス預金のメリット

タンス預金のメリットは残念ながらあまり多くありません。

すぐに現金を使えて便利

タンス預金の最大の長所は、預金がすぐに使える現金として手元にあることです。

冠婚葬祭や災害時など、急に現金が必要になった場合に備え、ある程度のお金はタンス預金として自宅で管理をしておくのが好ましいです。

政府や金融機関などに捕捉されない

タンス預金を他社が完全に把握することは不可能です。そのため自身の貯金に対して匿名性が保てます。

銀行に預けられているお金は政府や金融機関が自身の貯金を把握することが容易です。また、クレジットカードや公共料金の引き落としを利用している場合にはそれらも捕捉されます。

基本的に銀行口座の内容を知られても、困るような個人情報はないと思います。しかし、中には何らかの事情で個人情報が銀行等に把握されたくない方もいるでしょう(犯罪者等でなくてもそのような特別な事情を抱えた方はいるものです)。

お金を現金で管理することは、そのような個人情報の流出を警戒する方にとって重要な方法です。

金融機関のトラブルの影響を受けない

タンス預金であれば銀行に何かトラブルがあっても全く関係ありません。

例えば、ATMの不具合などで預金が引き出せないといったことも起こりえません。

タンス預金のデメリット

タンス預金のデメリット

タンス預金には多くのデメリットがあります。

盗難や詐欺にあった時、被害が増える

泥棒や強盗の被害にあった際に、被害が増えてしまいます。

自宅に10万円しかお金がなければ、泥棒に盗まれても被害は10万円です。しかし、100万円が自宅にあり、それが盗まれたら被害は100万円になってしまいます。

銀行であれば万全のセキュリティが施されていますし、万が一盗難にあっても自分の預金は保証されます。

もちろん、タンス預金が盗難された場合、それを盗んだ犯罪者には損害賠償の責任があります。しかし、被害額が1円単位でハッキリとわかるとは限りませんし、そもそも犯罪者がお金を持っていなければ泣き寝入りすることになってしまいます。

災害で失う可能性がある

タンス預金は災害で失う可能性があります。

火事や大雨、地震、津波などによって自宅で管理していたお金を失ってしまうケースは少なくありません。

タンス預金、すなわち自宅に置かれている現金は火災保険や地震保険の対象外なので、火事や地震などによってお金を失ってしまった場合は取り戻すことができません。

保管場所を忘れたり、間違えて破棄してしまう可能性がある

保管場所を忘れてしまえばそのまま無くなってしまいます。

預金に対し一切の保証がない

日本の銀行ではペイオフ(預金保護)により、1,000万円まで預金が保証されています。

例えば、お金を預けている銀行が倒産してしまっても、1,000万円までは預金が返ってきます。

これは一行につき1,000万円なので、複数の銀行に分散して預金していればさらに多くのお金が保証されることになります。

しかし、タンス預金の場合はペイオフなどの保証は当然ありません。何らかの理由で万が一タンス預金を失っても、誰も保証はしてくれません。

出先で利用できない

銀行にお金を入れておけば、外出先で現金が足りなくなった際にATMから引き出すことができます。また、必要に応じて他行に振り込みをすることもできますよね。

しかし、タンス預金は出先からコントロールすることができません。現金を引き出すことも他行に振り込むことも不可能です。

銀行の利用実績ができない

銀行を利用すると、銀行を相手に信頼を積み重ねることができます。

定期的に貯金をすることで銀行の利用実績ができるため、クレジットカードの発行やローンを組む際に有利になります。

タンス貯金が主だと、銀行の利用実績が作れないため、ローンを組む際に不利になる可能性があります。ですから、手元のお金に余裕があるなら定期的に銀行に預金し利用実績を作るのがオススメです。

資産運用できない

お金を現金で持っていると資産運用ができません。

銀行に預けておくだけでも、(わずかとはいえ)利息がつきます。しかし、タンス預金では利息がつきません。これは勿体無いことです。

まとめ

急な出費や災害時に備え、ある程度のお金はタンス預金として自宅で管理をしておくのが好ましいです。しかし、必要以上のお金を自宅に置いて管理することはオススメしません。

最低限の現金を手元(自宅)に用意したら、残りは銀行に預けたり、資産運用(投資)をするのが良いでしょう。