カナダで話されているのは何語なのか?カナダで英語は使えるのか?
カナダの言語について紹介します。
カナダの公用語は「英語」と「フランス語」
カナダでは英語とフランス語が公用語です。
正確には州によって英語とフランス語のどちらか(もしくは両方)が公用語に設定されています。
2006年国勢調査によると、国民の約58%が英語、約22%がフランス語を第一言語としています。
また、17.7%は両言語を話すことができます。
カナダは移民が多い社会であるため、英語とフランス語以外にも中国語(特に広東語)の話者が103万人、イタリア語が45万人、ドイツ語が44万人います。
カナダ英語とは
カナダ英語(Canadian English。略:CaE)は、カナダで使用されている英語のひとつです。
アメリカ英語とイギリス英語、2つの要素で構成されており、またフランス語の影響も受けています。
カナダ英語にだけ存在する表現もあり、地域によって多様性があるのが特徴です。
カナダで英語は通じるのか?
先の述べたとおり、カナダでは英語とフランス語の二つが公用語で、実際に使われている言語です。
政策により、商品のパッケージや政府関連ではどこの州でも英語とフランス語の両方で案内がされていることが多いですが、住民がどちらの言語を使っているかは州によって大きく異なります。
例えば、ケベック州は、フランス語を公用語としていて、カナダの中でフランス語を第1言語としている人が多い州です。
そのため、中には英語があまり話せない人や、英語を苦手とする人も多くいます。
カナダで英語を使いたい際は、自分がいく州や環境をよく確認しましょう。
カナダで日本語は通じる?
カナダで日本語は通じません。
おみやげ屋さんなど、観光地の一部で話せる人がいるくらいです。
まとめ
カナダは英語とフランス語の両方が使われている国です。
しかも、政策も手伝って、その二つの言語が平等、対等に使われており、国民も英語を喋れる人、フランス語を喋れる人、どちらも喋れる人と様々なのが特徴的です。
州によってはフランス語を使う人が多く、英語が喋れない人が多い可能性もあるため、旅行や留学などをする際は、自分の滞在先をよく確認しましょう。
また、英語もイギリス英語とアメリカ英語、さらにはカナダ独特の表現が混ざったカナダ英語ですのでその点も注意しましょう。
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