WordPressを生み出した会社のオフィスを持たない働き方

Automatticの働き方

ハイスペックな無料ブログサービスWordPress.comやWordPressプラグイン・Jetpackを開発するAutomattic社。

Automattic社はオフィスを持たない働き方を実践している企業です。

Automattic社の働き方はリモートで働く方やフリーランサー、起業家の方の参考になると思うので紹介します。

 

Automatticとは?

Automatticは無料ブログサービス・WordPress.comやオープンソースのWordPressプラグイン・JetpackやWooCommerce等を開発している企業です。

会社名は”自動的”を意味する「Automatic」とファウンダーでWordPressの開発者でもある「matt」をかけたものです。

 

 

自動化にこだわる

Automattic社は会社名通り、作業の自動化にこだわっているようです。

機械にできることは、機械にやってもらうという考えが根底にあり、効率アップを図っているのだそうです。それによって新たなリソースが生まれれば、また新しいことができるという考え方だそうです。

自動化を実現するためには、積極的に投資を行なっているようでした。自社製ツールの開発や、情報共有方法の改良など、常に前進し続けている様子を見せてもらい、少人数で圧倒的な成果を生み出す秘訣を感じました。

WordPress を生み出した Automattic 社のすごい働き方 – 世界中に分散して働くチームの仕事術

 

作業の自動化は究極の効率化と言えます。

その規模の大きさに対して数百人という少人数で会社を運営しているAutomattic。

その秘訣は常に作業を自動化し、生産性を向上しようという姿勢にあるようです。

 

 

オフィスが無い

Automatticには定まったオフィスがありません。

 

私たちが「分散型」の会社だと知って驚く人は少なくありません。大半の社員は、世界中の同僚と異なる町や国に住んでいます。サンフランシスコに本部を置いていますが、ほとんどの社員は別の町にいます。つまり、24時間いつも誰かが働いていて、たくさんの文化や地域、そして食べ物に影響されているということです (食べ物が大好きな社員も少なくありません) 。

引用元:WordPress.com ニュース

 

社員は5~10人でチームを作り、ブログやチャットで作業内容や資料を共有しながら働くようです。

ちなみにチームもあくまでオンライン上の話で、実際に住む場所が近いとかそういうことではないようです。

チームのメンバーも世界中に分散しているということですね。

 

このメンバーが分散して働くということに関してファウンダーのマレンウェッグ氏は以下のように述べています。

── リモートワークに向いている人はどんな人だと思いますか?
マレンウェッグ氏:自発的に行動できる人だと思います。本当に仕事をしているのか、Facebookをやっているだけなのか、確認してくれる人は誰もいないので、最小限の管理でプロジェクトを進められる人が向いています。この自発的に仕事を進める能力は「頭の良さ」や「才能」といった要素より重要だと思っています。
同じように、人に伝わるようにわかりやすく伝える能力も鍵になる要素です。ネット上のチャットなどで書いて何かを伝えたり、アイデアを説明したりすることが多いので、「わかりやすく書く能力」が重要です。

引用元:ライフハッカー

 

これがAutomatticの働き方。まるでフリーランスが集まってできたような自由なワークスタイルがAutomatticの魅力のようですね。

そのため、Automatticの社員は世界中に分散しており、また管理する上司がいないというシステム上、自然とみな自主性を持って働いているようです。

 

 

採用の際に「経験値」は見ない

Automatticでは社員を採用する際に、その社員の「経験値」は見ないようです。

 

マレンウェッグ 数年前のことです。実際に私たちはそれを人事部に置いています。誰かに採用のオファーを送るとき、法的な項目も合わせて送ります。そしてその一番下に、私たちの信念が書かれてあり、その下にサインするのです。
アイディアとしては、この仕事を受けることでこれらの法的義務だけを負うのではないということです。それに署名することで、一番最初に「常に学び続ける」と約束することになります。それ以外のことはほぼ問題ではありません。
私たちはテクノロジーの会社です。テクノロジーとは、これから5年後に私たちが使っているものであり、今使っているものではありません。
だから5年の経験があろうと、10年の経験があろうと、採用の際には関係ないのです。問題なのは、好奇心を持っているか? 自分の作るものに仕事としてではなく、作品として取り組み、前進していくことができるか?
常に向上しようとしているか? センスがあるか? ということです。センスは教えることができませんからね。それに、高い労働意欲を持っていることです。

引用元:ライフハッカー

 

綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、事実Automatticはこれでうまくいっています。

ちなみにAutomatticの面接はスカイプなどビデオチャット上で行われているようです。

普段の働き方そのものがリモートなので面接もリモートということですね。

 

 

社員に求めることは、仕事のアウトプットだけ

在宅ワークやリモート勤務では社員が仕事をサボってしまうのではないか?

そう思う方もいるでしょう。しかし、WordPressの開発者でAutomatticのファウンダーであるマレンウェッグ氏によれば働く時間はあまり重要では無いそうです。

 

── 大抵の人にとってはリモート勤務なんて聞き慣れないわけで、「リモート勤務で本当に会社は成り立つの?」とか、「いくらでも仕事サボれるじゃん」なんて思う人も多いと思います。例えば、リモート勤務なら出社時間も退社時間もないし、昼食の時間もありません。もっと言えば平日も休日もないわけで社員がいつ働いているかもわからないですよね。

マレンウェッグ氏:これはどんな仕事でも同じだと思いますが、仕事の良し悪しはアウトプット(成果)で決まります。しっかり仕事をしていればその努力がアウトプットに現れるし、仕事をしていなければそれがアウトプットに現れます。
つまり、出社が何時で何時まで働いたとか、平日や休日がいつかといったことは、あまり重要ではありません。社員それぞれが、自分が最も効率良く働ける時間に働いてくれればいいんです。そのために会社ができることは、社員がいつどこで働くかという自由を与えることです。

引用元:ライフハッカー

 

ここでも作業の自動化同様「効率」が重要視されているようです。

良いアウトプットができる環境こそ大切ということですね。

上司が部下を管理しようとしない環境は非常に参考になりますね。

会社員でありながら自分の働く時間や働き方を自分で決められるというのはフリーランス的で面白いと思います。

 

 

 

まとめ

圧倒的効率化と圧倒的自由。

この2つをもって少人数で圧倒的成果を出すAutomatticの働き方。

フリーランスや少人数チームで働く方たちには特に参考になるのでは無いでしょうか?

また、Automattic社の創業者兼CEOであるマット・マレンウェッグ氏の仕事術も必見です。

 

[関連記事] WordPressの生みの親、マット・マレンウェッグ氏の7つの仕事術