「オフィスを持たない会社」が教える、社員同士で連絡を取り合う方法

リモートワーク

無料ブログサービス「WordPress.com」を運営するAutomattic社は社員が500人以上いるにもかかわらず、オフィスがありません。

ではどうやって、社員同士のコミュニケーションや業務連絡を行なっているのか?

Automattic社が採用している連絡ツールについて紹介します。

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Automatticにはオフィスがない

最近では日本でもリモートワークを採用する会社がありますが、Automatticはリモートワークどころか、そもそもオフィスがありません。

そのため、リモートワーク自体が「通常の働き方」となっています。

現在では採用までリモートで行なっているというAutomattic。会って話すのと変わらない連絡方法はあるのでしょうか?

 

 

P2 Theme

Automatticでは、WordPressをTwitterのような情報発信、コミュニケーションツールにカスタマイズできるWordPressテーマ「P2 Theme」というものを使って、日常業務の情報共有を行なっています。

これがAutomattic社のコミュニケーションの中心にあるツールだそうです。

 

P2 内にはさまざまなグループが作られており、プロジェクトチームごとに、あるいは役割ごとに、各自が複数のグループに所属して情報共有を行なっているそうです。また、グループ間の情報共有が実現できるよう、みんなが閲覧できるようになっているとのことでした。

定期的な活動報告も、P2 を使って行なっているそうです。

 

 

IRC

AutomatticではP2 Themeの他に、リアルタイムのチャットとしてIRC(Internet Relay Chat)も利用しています。

なぜIRCなのかというと、WordPressはオープンソースで開発が進められているため、オープンソース系の開発者が昔から多く使っているIRCを利用しています。

Automatticは商業サービスであるWordPress.comの他に非営利のオープンソースプロジェクトにも複数参画しているため、オープンソース系の開発者と連絡を取り合うことも必要な様ですね。

 

 

Skype / Google Hangouts

音声や映像での会話が必要なときはSkypeやGoogle Hangouts使っているそうです。

SkypeもGoogle Hangoutsも無料で使えるので便利ですよね。

 

 

WordPress

P2 Themeだけでなく、もちろん普通のWordPressも使っています。

社員同士の近況は、WordPressで作ったブログで共有しあっています。

創業者であり、WordPressの開発者であるMatt Mullenweg氏も元々地元の友達に近況を伝えるためにブログを使っていたんですよね。

 

 

ミートアップ

なんだかんだで社員同士が直接会うイベントも用意されているようです。

Automatticの創業者であるMatt Mullenweg氏はまだ多くの連絡ツールが直接会うことに及ばないと考えています。

そのため、オフィスがないと言っても、社員同士が全く会わないということはありません。

年に数回、社員同士が直接会って交流するためのイベントがあり、そこで多くを語り合うそうです。それ以外にも、各プロジェクトチームや地域ごとに定期的に会う機会を設けています。

 

 

ちなみにメールは使わない

Automatticではメールはほとんど使わないそうです。

日本でもビジネスに必要な連絡をメールではなく、SlackやLINEと言ったメッセンジャーに切り替える職場が増えているようですね。

 

 

 

まとめ

社員同士の連絡にWordPressを使うというのはユニークですね。

他者(他社)のサービスに依存しないという点でも興味深いです。

音声、映像での連絡が必要な際は、電話を使わず無料のSkype / Google Hangoutsを使うのも先進的なIT企業らしい合理的な判断だと思います。