Apple PayはSuicaだけを登録して使う場合にもクレジットカードが必要なのか解説します。
Apple PayのSuicaはクレジットカード無しで使えます
結論から言えば、Apple PayのSuicaはクレジットカード無しで使うことができます。
ただし、登録方法と利用方法に制限があります。
登録方法の制限
Apple Payにクレジットカードを使わずにSuicaを登録する方法は3つあります。
既存のSuicaカードをiPhone 7にかざす方法
既に持っているSuicaカードをiPhoneのApple Payに登録すれば、クレジットカードがなくてもApple PayでSuicaを使うことができます。
ただし、登録できるSuicaには制限があり、現状登録できるのは以下の4つです。
- Suicaカード(無記名式)
- My Suica(記名式)
- 通勤定期券、大学の通学定期券
- 記念Suica
一方、登録できないSuicaはこちらです。
- 中学・高校の通学定期券、こども定期券
- クレジットカード、キャッシュカード、社員証などと一体のSuica
- りんかいSuicaなどJR東日本以外で発行されたSuica
- 改札入場状態のSuica、有効なSuicaグリーン券情報があるSuica
- 残高19501円以上のSuica
登録できるSuicaは、JR東日本のSuicaエリアの駅でしか入手することができません。
登録できるSuicaが入手できない方は、クレジットカードなしでApple PayのSuicaを使うことはできません。
Apple Pay対応のプリペイドカードを使う
Apple Payにクレジットカードと同じように使えるプリペイドカードを登録する方法です。
新しい手続きが必要なことには変わりませんが、プリペイドカードならクレジットカードよりも簡単に発行できるので学生の方にもオススメです。
プリペイドカードには様々な種類がありますが、以下の2種類は公式にApple Payに対応しているので、この2種類を使いましょう。
- ソフトバンクカード
- auWALLET
残念ながら、docomoには対応するプリペイドカードがありません…
また、プリペイドカードの代わりにデビットカードを登録する方法もあります。が、日本のApple Payはデビットカードに対応していません…
プリペイドカードをApple Payに登録したら、クレジットカードと同じようにApple Payが使えるようになるので、そのままSuicaを作ればOkです。
SuicaアプリからSuicaを発行する方法
Apple Payとは別に、iPhoneにSuicaアプリをダウンロードし、そのアプリからSuicaを発行します。そしてそのSuicaをApple Payに登録すれば、Apple PayでSuicaが使えます。
しかし、SuicaアプリからSuicaを発行するためにはクレジットカードが必要です。
これではほとんど意味ないですよね…
ただ、Suicaアプリはデビットカードも使えるので、デビットカードを登録して使えばいいでしょう。
まとめ
一度Apple Payに登録したSuicaには現金でチャージすることができます。
手元にクレジットカードがない or クレジットカードが使えないけど、Apple PayでSuicaを使ってみたいという方はこれらの方法を使ってみてくださいね!