アメックス・プラチナ・カードの基本情報とメリット・デメリットを解説

アメックス・プラチナ・カードの基本情報とメリット・デメリットを解説

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの基本情報(年会費や審査について)とメリット・デメリットを解説します。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードとは

名前の通り、アメックス(アメリカン・エキスプレス)が発行するプラチナ・カードです。

正式名称は単に「プラチナ・カード」と言います(ゴールド・カードなどと違い、頭に「アメリカン・エキスプレス」が付きません)。

プラチナ・カードの基本情報

年会費 143,000円(税込)
利用限度額 会員ごとに決定
ポイント還元率 0.3%~
貯まるポイント メンバーシップ・リワード(アメックス独自のポイント)
付帯保険 海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険、ゴルフ保険
家族カード 無料(4枚まで発行可)。原則、配偶者・両親・18歳以上の子どもが対象(例外

招待制から申込制へ変更

プラチナ・カードは以前はアメリカン・エキスプレス側から招待(インビテーション)が来た人のみが発行できるクレジットカードでした。

そのため、プラチナ・カードが欲しい人はまず、グリーンやゴールドのアメックスを発行し、利用実績を重ねて招待が来るのを待つ必要がありました。

しかし、2019年4月8日に招待制から申込制に変更されました。そのため、現在では招待(インビテーション)がなくても、アメックスの公式サイトから誰でも申し込めるようになっています。

誰でも申し込めるようになった結果、ステータスが下がったという声もありますが、以前より手軽に手に入るようになったのは新規の方にとっては嬉しい変化では無いでしょうか。

審査難易度

プラチナ・カードは非常にステータスの高いクレジットカードですが、審査難易度はそこまで高くありません。

年齢制限もなく、20代でも作れてしまいます。

もちろん、審査基準は非公開なので確かなことは言えませんが、年収などもそこまで高い年収が求められているわけではなく、年会費(13万円+税)をちゃんと払えそうなら審査に通ると考えられています。

そのため、学生やアルバイト、パートなどでは難しいですが、正社員としてしっかりお金を稼いでいれば、審査に通る可能性は十分にあります。

そもそも、年会費が13万円+税と高額なので、学生やアルバイトの方が気軽に発行できるクレジットカードではありません。なので、わざわざ審査を厳しくしなくても、申し込んでくるのはそれなりにステータスがある人に絞られるので問題ないのでしょう。

また、プラチナ・カードに限らず、アメックスは日本のクレジットカード会社とは少し審査の考え方が違って、「信用が低い人が相手でも限度額を非常に少額にして発行する」という考えを持っているフシがあるので、プラチナ・カードだからといって一部のエリートだけが発行できるということはないのでしょう。

プラチナ・カードの特徴

プラチナ・カードの特徴です。

非常に手厚い充実の旅行保険

プラチナ・カードでは、旅行代金をプラチナ・カードで支払った場合とそうでない場合とで付帯される保険の条件が変わります。

国内旅行保険

国内旅行保険は利用付帯です。旅行代金をプラチナ・カードで決済した場合のみ保険を利用することができます。

  • 傷害死亡保険金:最高1億円
  • 傷害後遺障害保険金:最高1億円
  • 入院保険金:日額5,000円
  • 手術保険金:最高20万円
  • 通院保険金:日額3,000円

旅行代金をプラチナ・カードで決済しなかった場合には、これらの補償は付帯されないので注意しましょう。

海外旅行保険

海外旅行保険は旅行代金をプラチナ・カードで支払った場合とそうでない場合とで付帯される保険金額が変わります。

プラチナ・カードを利用していない場合も保険が自動付帯されますが、旅行代金をプラチナ・カードで支払っていれば保険金額が高くなります。

旅行代金をプラチナ・カードで決済していない場合の保険金額は以下の通りです。

  • 傷害死亡保険金:最高5,000万円
  • 傷害後遺障害保険金:最高5,000万円
  • 傷害治療費用保険金:最高1,000万円
  • 疾病治療費用保険金:最高1,000万円
  • 賠償責任保険金:最高5,000万円
  • 携行品損害保険金:免責金額3千円 /1旅行中最高100万円/ 年間限度額 100万円
  • 救援者費用保険金:保険期間中 最高1,000万円

旅行代金をプラチナ・カードで決済している場合には、「傷害死亡保険金」と「傷害後遺障害保険金」の金額がそれぞれ1億円に増額されます。

  • 傷害死亡保険金:最高1億円
  • 傷害後遺障害保険金:最高1億円

プラチナ・カードは下位の「アメリカン・エキスプレス・カード」と比べても保険金額が圧倒的に高く、充実しています。

また、プラチナ・カードには旅行保険以外にもインターネット通販や普段の買い物で使える保険が付いています。

詳しくは以下のアメックス公式のPDFをご覧ください。

カードが金属製

一般的なクレジットカードはプラスチック製ですが、プラチナ・カードは金属製のメタルカードです。

従来は他のクレジットカードと同じくプラスチック製のカードが発行されていましたが、2018年10月から金属製のカードに代わりました。

なお、メタルカードだけでなくプラスチック製のプラチナ・カードも併せて発行することができます。

ただし、家族カードはメタルカードではありません。

プラチナ・カードのメリット

プラチナ・カードには他のクレジットカードにはないメリットが多くあります。

ステータスが非常に高い

アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードは日本国内でも最高レベルのステータスを誇るクレジットカードです。

イメージが良いのはもちろん、付帯する保険やサービスも非常に優れたものです。

プラチナ・カードよりもステータスが高いカードはいくつかありますが、招待制であったり、そもそも日本では発行していなかったりと入手が著しく困難です。

その反面、プラチナ・カードは(かなり)

コンシェルジェが利用可能

プラチナ・カードを保有している方は、プラチナ専用デスク(プラチナ・コンシェルジェ・デスク)という電話サポートが利用可能です。

プラチナ・コンシェルジェ・デスクは請求金額の確認から、旅行の手配、レストランの予約、贈り物の手配など、様々な場面で利用することができます。

「ホテルを予約しておいて欲しい」「一人予算1万円くらいでレストランを探して欲しい」「アーティストのチケットを取っておいて欲しい」といったリクエストを電話一本でできるので非常に便利です。

フリーダイヤルで24時間365日対応しており、プラチナ・カードの大きなメリットの一つです。

海外旅行保険が自動付帯

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードでは海外旅行保険が自動付帯です。

つまり、プラチナ・カードを持っていれば、無条件で自動的に充実した海外旅行保険が付帯されるということです。

事実婚でも家族カードを発行できる!しかも無料!

同棲中の恋人や同性のパートナーなど、戸籍上の家族でない方にもアメックスであれば家族カードを発行できます。

アメックス(アメリカン・エキスプレス・カード)では同性婚や内縁の夫婦、育ての親など、法律上(戸籍上)は家族でない人にも家族カードを発行することができます。

出典:アメックスは同性婚や内縁の妻など事実婚の相手にも家族カードが発行できる!

他社のクレジットカードの場合、家族カードを発行できる相手の条件が厳しいです。しかし、アメックスの家族カードであれば発行の条件が柔軟なので、籍を入れておらず、事実婚で暮している方にもオススメできます。

また、プラチナ・カードは家族カードを4枚まで無料で発行できます。

センチュリオン・カードの招待が届くかも

プラチナ・カードを長く使っていると、「センチュリオン・カード」のインビテーション(招待)が届く可能性があります。

センチュリオン・カードはアメリカン・エキスプレスが発行しているブラック・カードであり、非常にステータスが高い世界最高峰のクレジットカードです。

センチュリオン・カードを手に入れるには、プラチナ・カードを相当活用しなければならないので、現実的なメリットではないのですが、それでももしかしたら世界最高のクレジットカードが入手できるかもしれないというのは夢のある話ですね。

プラチナ・カードのデメリット

他のクレジットカードとは一線を画するメリットがあるプラチナ・カードですが、デメリットもあります。

ポイント還元率が低い

これはプラチナ・カードに限った話ではありませんが、基本的にアメックスはポイント還元率が低いです。

ポイント目当てでアメックスを作るのはやめたほうが良いでしょう。

サービスは富裕層向けのものばかり

プラチナ・カードには様々な特典がありますが、どれも富裕層向けのものばかりです。

プラチナ・カードで充実しているのは空港のラウンジ利用や高級ホテルの優待、旅行保険などで、一般的な暮らしで特をする特典は多くありません。

審査難易度の項目で、「プラチナ・カードの審査はそこまで難しくない」と書きましたが、実際にはお金に余裕がないとプラチナ・カードの特典は活用できません。

仕事が忙しく、お金にもそこまで余裕がない方が背伸びしてプラチナ・カードを発行しても活用できないのでもったいないです。

年会費の元を取るのは難しい

上記の通り、特典は「ポイントがたくさん貯まる」といったわかりやすいものではなく、ホテルの宿泊や空港のラウンジ利用などが充実しています。

そのため、海外出張が多いビジネスパーソンや海外旅行や高級レストランに行くのが趣味の方でないと、特典をうまく活用することができないため、結果として年会費の元を取るのも難しいです。

まとめ

プラチナ・カードは時間的余裕と経済的余裕がないとそのメリットを最大限活用できません。

非常にハイステータスで魅力的なクレジットカードですが、活用できる方は多くないクレジットカードです。

とはいえ、アメリカン・エキスプレスという世界的に名の知れた有名ブランドのプラチナ・カードを保有できるのは非常にすごいことです。なので、ブランドやステータス自体に魅力を感じられるなら、活用できる特典が少ないという方が保有してみるのも悪くないでしょう。